就活生のときに知っておきたかったこと
どうもわたしです。
今の業界に入ってから、社会人一年目の友人たちに、いつの時期辞めるのがいい?など転職についてよく聞かれるようになりました。
みんな会社が、仕事が、つらいんだなあ。
かくいううちの会社も人はバンバン辞め、新卒の3分の1は退社している状況です。
そこで、就活生のときに知っておいたらよかったな〜と思うことを書きます。
わたしは会社説明会にはそれなりに(20社くらい?)行きましたが、就活説明会には行ったことがないので、そこで語られていてもう知ってるよってことかもしれませんが悪しからず。
何かって言うとツイッターにもちょっと書いたんですが、ずばり就職は業種で選ぶな!職種で選べ!です。
わたしが就職活動をしているとき、周りを見ていても業種ベースで話す人が多かったように感じます。
業界から選定していくパターンです。
わたしもその1人で、マスコミ業界と限定して受けていました。
結果、広告代理店に勤務しています。
なんの業界受けてるん?っていうのが、就活生の基本の会話じゃないでしょうか。
これ、やめた方がいいです。
世の中は転職ブーム。
もはや退職金制度を設けている会社も少ない今、三年以内に辞めて転職しよーって考えてる人は多いと思います。
実際、わたしも就活生のとき、最終面接で「3年以内に辞めますがそれでもいいですかね」と質問しました。
転職するとなったら基本的に転職サイト、もしくは人材紹介に登録します。
転職サイトの求人を見ていると、ほとんどが職種ベースで語られており、検索エンジンも職種での検索が一番のクリックシェアを占めています。
もっというと、サイトに登録すると毎日アホのようにスカウトメールが届きますが、スカウトメールのほとんどが業界経験に基づくものではなく職種経験に基づくものです。
わたしでいうと、現職広告代理店の営業なので、広告業界のスカウトメールはほとんどなく、営業経験を買ってのスカウトメールがバンバンきている状況です。
そのため、好きな業界に就職したけれど、営業は向いてないとか事務職辞めたいとなったときに、同じ業界に転職するのは簡単ですが、職種変更って結構難しいのです。
逆に全然興味がない業界に入ってみたものの、仕事内容がつまらないとなったとき、専門職でもない限り割と受け入れ口はあるということです。
そんな状況なのになんで業界ベースで話す就活生が多いのか。
あなたの夢はなんですか?の質問って、就活生のみならず学生時代に死ぬほどされると思うんですけど、仮にお花屋さんと答えたとしましょう。
お花屋さんにもお花屋さんの花を育ててる人なのか、包装してくれる人なのか、レジの人なのか、花屋の広報の人なのか、店長なのかみたいなとこまで答えさせられたことってほとんどないんですよね。
花を育てるスキルのある人とレジをやってた人じゃ全然仕事内容が違うし、そこで培ったノウハウやらスキルって違う。
花を育てる人は、もしかしたら農家とかもいけるかもしれないし、製造業で一からモノを生み出すみたいなことにも楽しさを感じるかもしれません。
レジやってた人なんて、飲食店だろうが服屋だろうがレジやっていけそうじゃないですか。
ただコツコツ花を育てていた人が、いきなり数字を追えー!人と接しろー!みたいな営業
職に転職って考えづらい。
うちの会社の退職した新人(最初は全員営業配属)もほとんどが営業職が嫌で辞めていきましたし、会社に残ってる人達もほとんどが部署変更で事務に移動していたりします。
これって職種でまず考えていないから起こるミスマッチだと思うんですよね。
だから就活生の内から、職種を第一に考えるべきだなと。
ということで、おーわり!