退社する話
4月1日入社目掛けて求職者の動きが一番活発になるこの時期、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
どうも、わたしです。
わたくしも波に呑まれてこの度退社することになりました。
なりましたっていうか、なります。
3月25日退社予定です。
どうすんだろね。
現時点で4月からはニートだよ。
貯金ゼロ。
一切笑えないですね。
お金使い過ぎだよね。うふふ。
自分のブログなんですごく赤裸々に書こうと思っているから、これから新生活にウキウキワクワクな大学四年生も、会社辞めたくて死にたい来年2年目組も心して読んでくださいね。
レッツゴー!
額面27万5000円プラスインセンティブ。
これがわたしの毎月のお給料。
勤続年数1年。
残業月40〜60時間。
余裕で帰っても仕事してるので、やばいときは90時間とかですかね。
今と同じお給料を貰おうと思ったら、このキャリアで探すのは結構大変です。
大体良さそうなところはクチコミサイトでボロカスに叩かれていますし、そもそも勤続年数の短さで書類が通らないです。
わたしの場合は、営業部内達成率1位を半年で2回とっていたりするのでそれなりに書類は通りますが。
あと、営業は所詮営業にしかなれないっていうの前も書いたけど、職種が人生を決めると言っても過言ではないと思います。
次転職するなら制作サイドにいきたいのだけど、本当に難しいんだなと実感しているところ。
それでも退社しようと思った理由をまとめてみました。
■人がバンバン辞める
企業経営者にヒト・モノ・カネどれが一番大切?と聞くと9割はヒトと答えるらしい。
人がバンバン辞めるって由々しき事態ですよ。
辞めるということは、辞めた人の仕事が宙ぶらりんになるということです。
会社としては宙ぶらりんにさせるわけにはいかないので、それを在籍者に充てます。
一人が出来る仕事量は限られているので、負荷(残業したりね)がかかります。
不満が溜まります。辞めます。
無限ループです。
基本的に今は売り手市場なので、人員が潤うことは余程有名企業か人気職種か人気業種かしかありません。
どれか一個当てはまっていても結構キツイ。
そんなことが弊社でも起こり、ありえない顧客数を抱え、深夜2時3時でも定時上がりの内勤の分まで営業が原稿制作してる、みたいなことになっているわけです。
そして売上目標は四半期に一度1.3倍に膨れ上がり、毎日毎日数字と業務量の多さで死にかけています。
プラス下っ端だけでなく中間管理職もことごとく辞めていくので、数字を残せばメンバーの管理も任され、更に業務量が増える。
無限地獄ですね。
■そのくせ、無駄な仕事が多い
上記のように中堅管理職は自分の数字と顧客対応に必死な状態なので、メンバー管理自体が難しい状況です。
ただ、更に上層部からお前のメンバー、チームはどうなってるんだと言われているので、体裁だけでも管理していることにしたい中堅管理職のために会議が自ずと増えていきます。
会議が増えるので拘束時間は増えます。
死にます。
報告書が増えます。
死にます。
報告書を作ると自己裁量性から遠のくので、タスクは増えます。
死にます。
何をどう転んでも死ぬ構造です。
別にこれはしたっぱだけではありません。
報告書を見るのも、会議で拘束されるのも、中堅管理職共々道連れです。
チーム全体が死にます。
前上司はこのチーム全体が死ぬ構造をどうにかしようとKPIを定め、それが達成できたかできなかったのかの結果と、未達要因・達成要因のみ一行書くだけの報告書でした。
そして必ずフィードバックをくれました。
今はフィードバックすらない、見ているのかすら怪しい謎の報告書をひたすら作っています。
謎です。
■お金に関して不透明
ここまで書いて、なんだよくある話じゃんと思う方も多いでしょう。
わかるわかる、超わかります。
勤続年数が長ければ長い程死に向かう構図も割とよくある話。
ただし、これが給料と見合っていればな!
元上司(役職付き6年目・新規社数1位)と3万しか給料が変わらない事実に気づいたときの絶望感。
営業成績1位をとったのに、同期の一番売れていないやつよりボーナスが下。
(もらったインセンティブと帳尻合わされてた)
何をモチベーションに頑張るんですか!?
もちろん、給料は同期より上です。
上ですけど、ボーナスもそれなら上じゃないとおかしいでしょう!?
■病的に担当エリアが遠い
元々わたしは支社配属でしたが、半年以内に上司含む全メンバーが退社。
全社で中堅管理職は枯渇。
マネージメントできる人がいないからという理由で本社に引き戻されたものの、担当エリアの変更はなし。
移動効率の悪さが半端じゃないです。
それなのに顧客数は増え、会議は本社。
同じ行動なんか共にできるはずもないのに同じ行動をさせられている。
故に残業も増える。
会社は残業代を出したくないので、帰らせる。
家で仕事する。
正しく死に向かっています。
■仕事がつまらない
そもそもわたしは制作志望で入社しましたが、うちは制作は雇わないと営業に飛ばされました。
しかし、3ヶ月後には完全にメンタルをやられた同期達が皆制作などの内勤スタッフに異動。
それなりの成果を残していたわたしは営業に残っているのですが、そもそも営業には微塵も興味がなければ、事業そのものにも興味がない。
興味がないのに、自分の時間をすり減らし、なにをしているんだろうかとふと冷静になった今、会社にいる理由がなくなりました。
ワークライフバランスなんてどうでもいいです。
残業、バッチコイです。
面白いと思える仕事だったり、給料が上がっていったり、なにかしらのヤリガイみたいなものがあれば、そんなものはどうでもよかった。
残業してでもやりたいと思える仕事に就きたい。
今はそう思っています。
辞める辞める詐欺ではないこと、わかっていただけたでしょうか。
兎にも角にも明後日退社意思を伝えます。
明日はどっちだ!